イベントレポ 「リエコ&麻恵vsおじさんのJ・パッカーナイト !!〜2009年 世界一周の真実〜」 in 阿佐ヶ谷LOFT-A

イベントレポ 「リエコ&麻恵vsおじさんのJ・パッカーナイト !!〜2009年 世界一周の真実〜」 in 阿佐ヶ谷LOFT-A

二部構成。

 一部は、リエコ・J・パッカー(旅ドル)さんと大塚麻恵(女優)さんのそれぞれの世界一周旅行を写真を媒介としながら語る、女子トーク
 二部は元祖バックパッカー・平野悠さんがよる「バックパッカーとは何か」を人生論と交差させながら、リエコ・J・パッカー(旅ドル)さんと大塚麻恵(女優)に説教じみた話をするという形で展開された。
 これは最初から想定されていた展開ではあるだろうが、2人の女性の「旅行」に一人のオヤジの「旅」をぶつけるという展開となった。

 けれどもそこで浮上してきたものは、2人の女性の「旅」に対する甘さではなかった。
 分かりやすくいうと2人の女性が一部において猫をかぶっていた事が露呈される結果となったのだ。

 ちゃんと「旅」をしてたんだね、お二人、、、ていう感じ。

 これには平野さんはあまりいい気がしなかったっぽい。。。自分のアイデンティティを侵害されたような印象を受けたのではないだろうか。司会進行の方と口論になった感情の流れを見て僕はそう思った。

 平野さんの頃のように、色々なものを置いて世界に一人旅に出ることはもうすでにそんなに重たいことではない。ある種のフリーターの延長でバックパッカーになっていく人も多い。
 そんな中で僕がバックパッカーを始めたのは、どちらかというと平野さんよりの衝動からだった。
 なので、彼の気持ちもわかる気がする。けれどもそのよりどころは他人と比べるものではない。比べてしまった瞬間、敗者となる。それは、ひたすら、「弱い」からだ。
 それを再確認させられた気がしました。