2011-01-01から1年間の記事一覧
近年、情報技術の発達によって可能になった情報速度や人の繋がりが、社会的なうねりとなって有効に機能している、ということがよく言われている。例えば、中東などで起こっている市民革命の盛り上がりにその影響を指摘する論調も多い。そのこともあり、情報…
様々な媒体、例えば、音楽、映画、ネット。 現在、それらはデータとして、広く国境を超えて流通させることができる。そのような情報環境は、演劇というメディアにとってなかなか困難な時代にあるのかもしれない。データ化し流通してしまう形では演劇と呼ぶこ…
ナショナリズムという概念を自らの思想体系の中でどう位置づけるか。それは日本における人文思想系のコミュニティにおける承認の基準になっています。つまり、「ナショナリズムか反ナショナリズムか」という2項対立の中で世界が動いていることが重要な軸と…
*画像をクリックするとamazonの商品ページに移動します。2011年11月3日(祝)の文学フリマにて頒布開始予定の『未来回路4.0』コンテンツ一覧を公開します!表紙は展示会「floating view 2 「トポフィリア・アップデート」(2011年9月30日-10月12日 於 新宿…
2011年11月3日(祝)の文学フリマにて頒布開始予定の『未来回路spinoff_01「それぞれの文学フリマ」』コンテンツ一覧を公開します!表紙には、藤城嘘さん(カオス*ラウンジ)の作品を使用させていただきました。 - 【目次】1、「持続する同人カルチャーの…
9月25日、社会学者の久保田裕之さんと日常編集家のアサダワタルさんの対談のために大阪に行ってきました。アサダさんの紹介で「住み開き」をされている「物々交換デザイン シカトキノコ」 (http://www.shikatokinoko.com/)という素敵な場所をお借りしまし…
社会学者、古市憲寿さんの新著『絶望の国の幸福な若者たち』を読みました。書かれるべくして書かれた書籍、そんな感想です。 僕の中に散乱していた幾つかの点が結ばれ線となり、さらに面が示唆されたように思います。この本は以下のような主張から始まります…
2011年9月18日(日曜)の1日だけの出展。 『未来回路』の1号から3号までと、 スタッフのちょっとした雑貨などを展示・販売しております。会場は秋葉原にあるアーツ千代田 3331(http://www.3331.jp/access/)。秋葉原まで来ることがあれば、 是非お越…
9月12日、渋谷駅から徒歩10分のところにある面白シェアハウス「渋家」にて、 ギークハウスの提唱者であり日本一のニートを目指しておられるphaさん(ブログ:「phaのニート日記」http://d.hatena.ne.jp/pha/)と、 ライフスタイルクリエイターの玉置沙…
宇野常寛氏の新著『リトル・ピープルの時代』を読んだ。前作の『ゼロ年代の想像力』から約3年、久々の単著だ。基本的な主張の軸は前作と変わらないが、変化として感じられたことの一つは、「大きなもの」への想像力を取り戻す思考を目指す、という志向性だ…
イベントやるよ!! - タイトル:「拡張するパーティカルチャー〜ソーシャルメディア時代の新たなシーンの作り方〜」日時:7月16日(土)17:00開演 場所:渋谷UPLINK(http://www.uplink.co.jp/factory/log/004040.php) 料金:1500円(1ドリンク付)…
現在、『未来回路』を委託販売させていただいている本屋さんの一覧です。 【新宿】・ジュンク堂書店 新宿店 http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-shinjuku.html・模索舎 http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/ 【中野】・タコシェ http://tacoche.c…
*画像をクリックするとamazonの商品ページに移動します。2011年6月12日(日曜)の文学フリマにて頒布開始予定の『未来回路3.0』のコンテンツ一覧を公開します! 表紙の写真は安全ちゃんにお願いしました!! - テーマ「多様なるソーシャルデザイン」…
「マスコミ」も「ミニコミ」もこれからのコンテンツ産業を考えるにあたって必読の書なのではないでしょか。これだけ豪華な論客たちの議論をぶれない軸で編集しています。いわゆる素人っぽい甘さを一切感じさせません。ほんとうにすばらしい。大袈裟な表現に…
詩人、水無田気流さんの社会学者としての著作です。 日本において、高度成長期に形作られた幸福感を実現することが困難な状態になっているのにも関わらず、時代の変化に伴い変わっていく構造に抵抗する形で「過去の成功」に依存する状況が日本にはあり、そし…
『文学界』の2010年3月号に掲載されている大澤信亮氏の「復活の批評」を読んだ。一言でいうと、批評を再起動させる場所の確認作業、といえるだろうか。 近年、批評というジャンルの内側で、批評の対象とするコンテンツの違いによる新旧の情報戦が活発化して…
イベントやるよ!以下、詳細です!! - 未来回路presents 「ソーシャルネットワーク時代のシェアハウス〜基礎から始める共同生活〜」twitterやustream、facebook。私たちを取り巻くメディア環境は変化し続けています。経済の低迷とは逆に、多様な需要や供給…