加齢問題研究会 in「あかね」

実は僕は30くらいでやばい感を持ってきているのだが、ぺぺ長谷川さんは40で無視できないやばい感の持つにいたり、年齢を何とか誤魔化そうとする自分に気づいたそうだ。つまりそれほど気にしているということで、これはちょっとトークイベントというか会議というかとにかくそういうのをやる必要性があるのではないかという思いにいたる。
そしてついに、昨日の夜に、加齢による諸問題に日々傷つきある有志たちによって、加齢問題研究会、略して、加齢研の第一回会議(?)が、黄昏時を歩きつつあるともっぱらの噂の「あかね」にて行われた。

そこで話された内容で特に印象が強く残り、且つ、重要だと思われる問題は下記の2点。

・うだつ問題(社会的地位、収入、結婚・家族問題など)。
10数年前、だめ連では、うだつをあげることを回避する生き方を提示していたといえると思うのだが、この問題の思った以上に根は深く、ここにきて(みんな歳をとってきて)再浮上。そんな簡単にこの問題は回避できるものではない。

・生きがい・生きる意味問題。
これはうだつ問題と分かりやすくリンクする。現在(というかずっと)、配偶者、家族との「きずな」というものがこの社会の中で生きていくうえでも生きがい・生きる意味の需要を満たす受け皿となっている。つまり深い「つながり」こそが生きがい・生きる意味という欲求に答えられる、と。それ以外の受け皿だと、例えば宗教だとかイデオロギーになるのだろうけど、それはさすがにちょっときびしい。。つまり、生きる上でも虚しさとどう向き合うか。