本日、南束尚治さんの追悼会 in 「あかね」。

日々の生活にただただ追われていると、例えば人の生き死にだとか、そういった根源的なことを忘れがちになりますが、ここのところ僕の生活が少しづつ変化してきていて、そういった根源的なことを考えさせられる出来事に、多く遭遇するようになってきました。

南束さんは、昔「クイック・ジャパン」のライターをやってたり、結構いけてる感じの人だったらしいのですが、僕が彼と知り合った約7年くらい前にはすでにいわゆるアル中の状態でした。

本人は家族にうざがられているといった意味のことをたまに話していました。
だから、「あかね」のスタッフを事実上辞めさせられたことは、もしかしたら僕たちが思っていた以上に大きなことだったのかもしれません。

実は僕は、彼から誕生日の時にメッセージをもらっていました。
今になって考えるとそれは誕生日のメッセージ以外の感情が乗せられていたのかもしれない。そう思うと何だか自責の念に駆られます。

彼の名刺の裏に書いてある「前向きに天国へ」という言葉は、彼の存在とともに僕の中に刻み付けられています。僕はその意思の幾分かには応答していきたいと思っています。